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SSPを活用して、広告収益を増やす方法

SSPとは

SSPとは「Supply Side Platform」の頭文字を繋いだ言葉で、直訳すると「供給側に立った土台(枠組み)」ということになります。

そのままだとよくわからないので、これを広告運用の状況を踏まえた言葉で言い換えると、
「広告枠を提供するメディアの収益を最大化する仕組み」 と言えます。

SSPを用いた広告の収益最大化の方法

従来までの収益向上方法

SSPの手法を説明する前に、SSP以前の広告収益UPの方法について、一部解説します。

従来の一般的な広告運用方法は、メディア側が自らのユーザー属性を考え、適した広告を貼り、人が考えてPDCAサイクルを回し、より収益を見込める広告を掲載し、収益の最大化に努めていました。

PDCA

※良く判断材料として扱われるものとしてCTRやCVRなどの指標があります

SSPを用いた広告手法は自動的に最適な広告を掲載してくれる

SSPの場合は、そのような収益最大化のPDCAサイクルのフローを自動化し、リアルタイム又は定期的に広告内容を更新し、収益が最大化するように常に広告を差し替えて表示することができます。

SSPは、どうやって広告を決定しているのか

収益を最大化するために、広告配信を決定するアルゴリズムは、広告システムによって千差万別です。

一つ有名な例として、Googleの「AdSense広告」があります。

Googleの場合は、Googleだからこそ出来ることなのですが、あらゆるビッグデータ(ユーザーの過去検索履歴、地域、性別、年齢層、etc..)をもとに、訪れるユーザーがアクションを起こす確率が最も高い広告を表示する仕組みとなっています。

その他にもGoogleのようなビッグデータをもっていなくても、各社、各システムでそれぞれ取得できるデータの範囲内で、独自のアルゴリズムを用いて収益を最大化できるように広告配信を決定しています。

SSPを用いた広告を使用する場合の条件

上記のようにSSPによる広告掲載は、メリットが多いのですが、実はどんな状況でもSSPが活用できるわけではありません。

前述のように、SSPがその力を十分に発揮するには、ある程度のデータ蓄積が必要になります。

データの蓄積が不十分な場合、手動で行うほうが効果が高い場合もあります。そういった部分も踏まえて、SSPを上手く活用していく方法を理解したほうがいいでしょう。

いかがでしたでしょうか?
SSPについて概ね把握できたでしょうか?

既に広告運用されている方も、これから広告運用を考えられている方もSSPを理解し、うまく活用して収益を向上させましょう!

SSPを活用して収益を最大化しよう

GRAPH

弊社が販売しているASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)システムである「アフィリコード・システム」ver3.0.0以降では、SSPを用いた広告を利用することができます。

運営するメディアに掲載する広告枠を作成しよう

アフィリエイターが運営するメディアには、広告を張り付けることができるスペースがあります。

まずは、そのスペースに適した「広告枠」を作成します。

アフィリコード・システムで用意されている広告枠の種別は、「テキスト広告」「バナー広告」「テンプレート広告」があり、 「バナー広告」の場合には、バナーサイズを指定できます。

例えば、このスペースには、「360×250のバナー」のみ掲載したい、または「テキスト広告」のみ掲載したいといった場合に種別を指定します。

決まった広告枠を一つ作成し、広告枠に設定したい広告を登録することで「広告枠」が完成します。
※広告カテゴリでの一括登録なども可能です。

広告枠が完成したらそのまま「広告枠のタグ」を発行しメディアに貼り付けます。

Webページに貼り付けた広告枠内で自動的に登録した広告のローテーション表示を行い、徐々にデータを蓄積します。蓄積されたデータから、収益が最も高い広告の露出回数を増やし、 徐々に最適化されていきます。

ROTATION

上位に入る広告を残し、残りの広告を新しい広告と入れ替えることで、さらに収益性の高い広告を探すこともできます。

広告を入れ替える場合も、タグの張り直しは不要です。

WEBページの再アップロードといった作業は不要で、管理画面上で、広告枠に登録している広告を入れ替えるだけで、 バナーやテキスト広告を入れ替えたり、増やしたり、減らすことができます。

色々な広告を試すことで、最適な広告を探すことができます。

アフィリコード・システムのSSP広告の指標

アフィリコード・システムが提供するSSPのロジックは次の指標をもとに広告収益の最大化を実現します。

  • CTR(Click Through Rate)
  • CVR(Conversion Rate)
  • eCPM(effective Cost Per Mille)発生
  • eCPM(effective Cost Per Mille)確定

CTR(Click Through Rate)

一般的にクリック率と言われています。インプレッション数のうち、広告がクリックされた回数の割合です。

CVR(Conversion Rate)

一般的にコンバーション率と言われています。インプレッション数のうち、商品の購入、申し込みに至った割合などが指標とされることが多いです。

eCPM(effective Cost Per Mille)発生

通常は広告コストの算出目的で
【インプレッション数×1,000(回)/広告コスト】
と計算されます。

広告枠を提供するメディア目線で言えば、インプレッション数×1,000(回)/収益となります。
成果発生時点の数値になりますので、インプレッション当たりの、見込み収益を求めることができます。
※インプレッション数=視界に入っているかは問わず、広告が表示された回数

eCPM確定

上記の発生ベースに加えて、確定ベースで計算されますので、広告主の成果の承認率も加味した値になります。

ASP管理者は上記の指標の中から、任意の指標を指定することができます。 その指標を定期的に集計し、広告枠に設定された広告のうち、最適な広告を表示します。

SSPを用いた広告枠を使用することで、メディア様は少ない手間で収益を最大化することができますので、メディア側にとって良いことはもちろんなのですが、実は広告提供側にとっても、より最適なメディアに広告が掲載される仕組みになっているので、広告効果が高くなるといった効果もあります。

これからASP運用を始めようと考えられている方や、自社アフィリエイトを始めたい方は弊社製品「アフィリコード・システム」を使用して、是非SSPを活用されてはいかがでしょうか。

アフィリコード・システム

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