トラッキングタグ:パラメータ設定
トラッキングタグのパラメータ
トラッキングタグ(システム経由方式・直接リンク方式)のパラメータについて解説します。
必須パラメータ
トラッキングタグは以下3つのパラメータが必須です。
- 「cid」と「p」とは
- メディアの広告が踏まれた際にアフィリコード・システムが発行するIDです。
「cid」は広告クリック時に発行されるセッションID、「p」は広告IDです。
任意パラメータ
任意で設定できるパラメータは以下のようなパラメータがあります。
Attention
成果識別子(args / tkp1 / tkp2 / tkp3)として渡す値は、URLエンコード処理を行ってください(100文字以内、半角英数字推奨)。
パラメータ | 種類 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
p | 広告ID | 〇 | 広告ごとに生成されるID 通知形式:半角英数字(広告ごとの固定値、ユニーク値) 出力文字数:12桁 |
cid | 成果認証用ID | 〇 | 成果認証用ID自動付与設定 通知形式:生成されたセッションID 出力文字数:27桁 |
plid | 並行トラッキング用ID | △ | 並行トラッキング成果認証用ID自動付与設定 (Google広告案件の場合は必須) 通知形式:生成されたセッションID 出力文字数:12桁 |
args | 成果識別子 | - | ASP間での成果照合に使用。任意の値(注文IDなど) 通知形式:URLエンコードした100文字以内(半角英数字推奨) 受け取り可能文字数:255桁 |
price | 購入金額 | △ | 成果報酬の売上金額(定率案件の場合は必須) 通知形式:半角数字 受け取り可能文字数:10桁 |
pt | 報酬テーブルID | - | 報酬テーブルごとに設定されているID 通知形式:半角英数字(広告ごとの固定値、ユニーク値) 最大設定文字数:30桁 |
pg | 商品テーブルID | - | 商品テーブルごとに設定されているID 通知形式:半角英数字(広告ごとの固定値、ユニーク値) 最大設定文字数:30桁 |
did | 承認状態切替時の キーとなる値 |
- | 成果IDなど成果ごとにユニークな値 受け取り可能文字数:255桁 |
state | 承認状態を表す値 |
- | 承認状態を変更可能 (未承認:0、承認:1、キャンセル:2) 受け取り可能文字数:1桁 |
tkp1 tkp2 tkp3 |
識別パラメータ (成果確認用) |
- | 成果に紐づけ可能な任意パラメータ 通知形式:URLエンコードした100文字以内(半角英数字推奨) 受け取り可能文字数:255桁 |
t | 成果認証パスワード | - | 広告の成果保証設定で設定されている認証パスワード 通知形式:半角英数字 |
mid | メディアID | - | メディアID自動付与設定 通知形式:生成されたメディアのID 出力文字数:12桁 |
任意パラメータの設定詳細
成果地点タグに付与できるパラメータの利用方法と設定について解説します。
付与したいパラメータにチェックを入れ、変換されたタグの指定パラメータ変数に値を設定していきます。
※設定方法は各パラメータ同様の手順になります。
成果識別子(args)の設定
成果発生時に、お問い合わせ番号や注文IDなどの情報を確認したい場合などに、成果識別子(args)パラメータを使用します。(args)パラメータをトラッキングタグに追記の上、注文IDなどの情報を付与して成果通知を行うことで、成果と注文IDなど一意の情報を紐づけることができます。
成果識別子(args)を付与したタグの生成方法
成果識別子(args)をトラッキングタグに設定する場合は、成果地点タグの設定項目で「args」にチェックをいれ、「変換」をクリックします。
「変換完了」メッセージが確認できたら、そのままタグをコピーし、"成果識別子"の部分に、args値として取得する値(取得先の変数等)を入力の上、成果地点に設置します。
※入力例:var _ARGSV = "成果識別子"; → var _ARGSV = "{order_id}";
<script>
(function acsTrack(){
var PV = "広告ID";
var _ARGSV = "成果識別子";
var KEYS = {cid : ["CL_", "ACT_", "cid_auth_get_type"], plid : ["PL_", "APT_", "plid_auth_get_type"]};
var turl = "https://システム設置先URL/track.php?p=" + PV + "&args=" + _ARGSV;
================= 以下、省略 =================
</script>
「args」パラメータが付与された成果地点タグの追加箇所
var _ARGSV = "成果識別子";
var turl = "https://システム設置先URL/track.php?p=" + PV + "&args=" + _ARGSV;
購入金額(price)の設定
成果報酬単価を「%」(購入額に応じた定率報酬)に設定している場合、「price」パラメータの設定が必須となります。
<script>
(function acsTrack(){
var PV = "広告ID";
var _PRICEV = "購入金額";
var KEYS = {cid : ["CL_", "ACT_", "cid_auth_get_type"], plid : ["PL_", "APT_", "plid_auth_get_type"]};
var turl = "https://システム設置先URL/track.php?p=" + PV + "&price=" + _PRICEV;
================= 以下、省略 =================
</script>
「price」パラメータが付与された成果地点タグの追加箇所
var _PRICEV = "購入金額";
var turl = "https://システム設置先URL/track.php?p=" + PV + "&price=" + _PRICEV;
※priceパラメータに渡す値は、カンマを含まない数値型、カンマを含んだ半角数字で成果計上が可能です。
報酬テーブル(pt)の設定
報酬テーブルで報酬単価の切り分けを行う際、報酬テーブルパラメータ(pt)に、報酬テーブル設定時に作成したIDを付与して成果通知を行います。定義したIDを(pt)に渡すことで、対象の報酬テーブル単価が成果報酬額として計上されます。
<script>
(function acsTrack(){
var PV = "広告ID";
var _PTV = "報酬テーブルID";
var KEYS = {cid : ["CL_", "ACT_", "cid_auth_get_type"], plid : ["PL_", "APT_", "plid_auth_get_type"]};
var turl = "https://システム設置先URL/track.php?p=" + PV + "&pt=" + _PTV;
================= 以下、省略 =================
</script>
「pt」パラメータが付与された成果地点タグの追加箇所
var _PTV = "報酬テーブルID";
var turl = "https://システム設置先URL/track.php?p=" + PV + "&pt=" + _PTV;
商品テーブル(pg)の設定
同じ広告でも商品によって報酬単価が異なる場合や、購入された個数によって報酬額を決めたいケースがあります。その場合に使用するのが商品テーブル機能です。
商品テーブル設定時に作成したIDを付与して成果通知を行います。定義したIDを(pg)に渡すことで、成果報酬額として計上されます。
商品テーブル機能を使用する方法
商品テーブル機能(特別単価設定)を使用する方法
<script>
(function acsTrack(){
var PV = "広告ID";
var _PGV = "pg[]=商品テーブルID.単価.商品数";
var KEYS = {cid : ["CL_", "ACT_", "cid_auth_get_type"], plid : ["PL_", "APT_", "plid_auth_get_type"]};
var turl = "https://システム設置先URL/track.php?p=" + PV + "&" + _PGV;
================= 以下、省略 =================
</script>
「pg」パラメータが付与された成果地点タグの追加箇所
var _PGV = "pg[]=商品テーブルID.単価.商品数";
var turl = "https://システム設置先URL/track.php?p=" + PV + "&" + _PGV;
var _PGV = "pg[]=商品テーブルID.単価.商品数" について
商品A:ID:A001 / 単価:1000円 / 報酬単価:200円
商品B:ID:B001 / 単価:2000円 / 報酬単価:10%
商品Aを2つ、商品Bを3つ購入された場合、
【繰り返し部分】・・・ pg[]=商品ID.単価.商品数
【区切り文字】・・・ &
【出力結果】
var _PGV = "pg[]=A001.1000.2&pg[]=B001.2000.3";
なお、上記例の報酬金額は、
商品テーブルID / 単価 / 報酬単価 / 商品数
A001 / 1000 / 200 / 2
B001 / 2000 / 10% / 3
200 × 2 = 400円
200 × 3 = 600円
---------------------------------
合計:1000円 となります。
識別パラメータ(tkp1 / tkp2 / tkp3)の設定
識別パラメータ(tkp1 / tkp2 / tkp3)は、成果に紐づけが可能な任意パラメータです。
よくある使用例として、成果発生時にユーザー情報を照合する場合などに付与します。
- 一般ユーザーがショップ予約サイトで予約を行う(フォームから氏名、メールアドレスなど入力)。
- 予約完了ページに設置するトラッキングタグに「tkp1(name)/ tkp2(mail)」のパラメータを付与。
フォームからユーザー情報の値を取得しtkp1~2に入れ、成果通知を行う。 - ショップ側でtkp1~2の情報と予約してきたユーザーを照合して、合致していたら承認する。
<script>
(function acsTrack(){
var PV = "広告ID";
var _TKP1V = "識別パラメータ1";
var _TKP2V = "識別パラメータ2";
var KEYS = {cid : ["CL_", "ACT_", "cid_auth_get_type"], plid : ["PL_", "APT_", "plid_auth_get_type"]};
var turl = "https://システム設置先ID/track.php?p=" + PV + "&tkp1=" + _TKP1V + "&tkp2=" + _TKP2V;
================= 以下、省略 =================
</script>
「tkp1 / tkp2」パラメータが付与された成果地点タグの追加箇所
var _TKP1V = "識別パラメータ1";
var _TKP2V = "識別パラメータ2";
var turl = "https://システム設置先ID/track.php?p=" + PV + "&tkp1=" + _TKP1V + "&tkp2=" + _TKP2V;