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AppsFlyerの高プライバシーポストバック:卸し連携編

目次

  1. AppsFlyerの高プライバシーポストバック:卸し連携
    1. 広告主側:AppsFlyerからクリック計測リンクを発行
    2. 広告主側:クリック計測リンクの入稿と連携設定
    3. メディア側:広告の入稿と広告主側との連携設定
    4. 広告主側:メディア側ASPのキックバック通知設定

AppsFlyerの高プライバシーポストバック:卸し連携

AppsFlyerの高プライバシーポストバック計測において、広告主側ASP(クライアント側)がメディア側ASPに広告を卸す繋ぎ込みを解説します。
※メディア側ASPは、アフィリコード・システム利用者を想定。

ASP間連携を伴わない広告主側ASPの計測、高プライバシーポストバックの概要については、こちら から。

卸し連携を行う場合も、アフィリコード・リンクを経由して計測を行う点は変わりません。

成果が発生すると、AppsFlyerからのポストバックをアフィリコード・リンクで受け、広告主側ASPのアフィリコード・システムに成果通知。メディア側ASP(卸し先)にキックバック通知する流れになります。

連携イメージ
高プライバシーポストバック連携の計測
オプトアウトしたユーザーのクリック情報やユーザー識別情報は保持されません。
卸し連携においても「どの流入経路(メディア媒体)からインストールが発生したか」を特定して計測します。

広告主側:AppsFlyerからクリック計測リンクを発行

広告主は、AppsFlyerアカウントからクリック計測リンク(入稿URL)の発行を行います。

① AppsFlyerにログインし、連携したいアプリを選択します。

AppsFlyerダッシュボード画面

② サイドメニュー:連携済みパートナー より、パートナー検索欄にて「Affilicode」と入力。 検索結果より、今回は「高プライバシーポストバック連携」のため、アフィリコード・リンクを選択します。

連携済みパートナー選択

③ 連携タブよりパートナーを有効にし、高プライバシーポストバック設定も有効にします。

高プライバシーポストバックの利用条件
以下の条件に該当する場合、高プライバシーポストバックの機能が有効になります。
・ユーザーの端末がiOS 14.5以上
・パートナー連携で高プライバシーポストバックがON(有効)になっていること
連携設定

④ 計測リンクタブから、「クリック計測リンク」を取得します。
※アフィリコード・システムに入稿するURLになります。

計測リンク取得

任意の計測パラメータを追加したい場合は、連携タブ | イベントを追加 より行います。

イベント追加

Web面での広告配信の場合(アプリの広告をWeb面上で表示)、計測パラメータにaf_media_type=webを指定するとよいでしょう。
※af_media_typeのパラメータが送信されない場合、常にアプリ面として扱われます。
https://support.appsflyer.com/hc/ja/articles/360011316197#web面での広告配信

広告主側:クリック計測リンクの入稿と連携設定

広告主設定フロー
  1. AppsFlyerから取得したクリック計測リンクを広告素材にセット。
  2. 連携用のアフィリエイター・メディアを登録。
  3. 連携用メディアで提携申請。アフィリエイトリンクを取得し、連携先に入稿。

① アフィリコード・システムで入稿URLを広告素材にセットします。[asp_name]については、弊社サポート担当までご確認ください。

入稿URLのフォーマット

https://app.appsflyer.com/id{アプリのID}?pid=affilicode2_int&af_siteid=[asp_name]&af_sub_siteid=[mid]&af_ad_id=[p]&af_click_lookback=7d&clickid=[cid]&af_media_type=web

※{アプリのID}は、AppsFlyer側で付与される連携アプリのIDです。

アフィリコード・システムでの成果認証は、基本的に以下の値で行います。

  • 高プライバシーポストバック:「mid」と「p」で認証
  • 通常のアプリポストバック:「cid」と「p」で認証

ID自動付与設定は、以下のように設定してください。

AppsFlyerの高プライバシーポストバック_ACS入稿URL

② メディア側連携先ASPにキックバック通知を行うため、連携用アフィリエイター・メディアを登録します。連携先ASPとメディア名が明示的に判別できる名称をつけておきます。

キックバック通知は、連携先の広告ID、メディアID情報が必要なので、後ほど設定します。

③ 当該の「広告詳細」から、連携用アフィリエイターで提携申請し、広告URL(アフィリエイトリンク)を取得し、連携先に入稿します。

連携先に入稿する際の注意点
前述のとおり、高プライバシーポストバックの場合、クリック時の情報は保持されません。
通常のシステム連携時とは異なり、動的なパラメータ(pbid値、kbp1値など)の受け渡しはせず、固定値でキックバックします。連携先への入稿時もパラメータは付与せず、取得した広告URLをそのまま入稿します。

メディア側:広告の入稿と広告主側ASPとの連携設定

  1. 広告主から仕入れた広告を登録し、入稿URLをセット。
  2. 連携用のアフィリエイター・メディアを登録。
  3. 連携用の広告IDとメディアIDを広告主に共有。

① AppsFlyer用の広告を登録し、広告主(クライアント側ASP)から発行された広告URLを広告素材にセットします。IDの付与設定は初期値のままでOKです。

AppsFlyerの高プライバシーポストバック_メディア側ASP広告素材

② ①で登録した広告の詳細画面より、広告IDを控えます。

AppsFlyerの高プライバシーポストバック_広告ID

③ 当該案件と提携しているメディアIDを控えます。

AppsFlyerの高プライバシーポストバック_メディアID

④ 取得した広告IDとメディアIDを広告主(クライアント側ASP)に伝えます。

広告主側:メディア側ASPのキックバック通知設定

メディア側ASPより共有してもらった「広告ID」と「メディアID」を固定値でキックバック設定します。

キックバック通知フォーマット

例)https://メディア側ASPの設置先URL/track.php?p=aaaaaaaa&mid=bbbbbbbb

※aaaaaaaa、bbbbbbbbは、メディア側ASPより共有してもらった値

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