
TikTok広告CV連携の設定方法
TikTok広告のCV連携
TikTok広告とアフィリコード・システムのコンバージョン連携について解説します。
コンバージョン連携にあたり、TikTokの広告出稿プラットフォーム「TikTok For Business」のアカウントを事前に作成し、広告配信の準備を進めてください。
公式サイト:https://tiktok-for-business.co.jp/
アフィリコード・システムで計測されたTikTok広告の成果情報をイベントAPIを介してTikTok広告側に通知し、コンバージョンデータを共有します。発生した成果情報をサーバーから直接送信することで、広告配信の最適化が図れます。

成果通知は、メディア単位、成果発生ごとに通知します。
TikTok 広告マネージャーよりAPI連携の情報を入手
コンバージョン連携のため、TikTok広告のAPI情報を入手します。
- ピクセルID:③の項 参照
- アクセストークン:④の項 参照
- ピクセル作成時のモード設定について
- API連携にあたり、TikTokピクセルコードは「開発者モード」で作成されている必要があります。ピクセルがすでに「標準モード」でWebサイトに統合されている場合は、再作成してください。

① 「TikTok For Business」にログインします。

② 広告マネージャー | アセット > イベント を選択します。右のウェブイベントの「管理」を選択。

③ 該当のピクセルIDを控えます。次に、ピクセル名(例:eventapi_test)のリンクに進みます。

④ 当該ピクセル | 設定タブより、イベントAPIのアクセストークンを取得します。

新規にピクセルを作成する場合は、上部、ウェブイベントの設定 より進んでください。「イベントAPI」を選択すると、開発者モードでイベントルールが作成できます。

▼TikTok イベントAPI
https://ads.tiktok.com/help/article?aid=10003669
アフィリコード・システムの設定
広告の準備
① 広告の着地点タグは連携パラメータの「ttclid」を扱えるよう、記述を一部追記します。
※以下の追記で、Google広告、Facebook広告、Yahoo広告連携時も共通で使用可能です。
<script>
(function acsKeep(){
var PK = "p";
var IMK = "im";
var LKEYS = {cid : ["cid", "CL_", "ACT_"], gclid : ["plid", "PL_", "APT_"]};
var DKEYS = ["gclid", "fbclid", "yclid", "ttclid"];
var PDIR = "./";
=========== 着地点タグ 以下省略 ===========
</script>
- 着地点タグ追記箇所:6行目
- var DKEYS = ["gclid"]; ⇒ var DKEYS = ["gclid", "fbclid", "yclid", "ttclid"];
② 広告素材の広告遷移種別は、システム経由、直接リンクの双方にチェックを入れておくとよいでしょう。
- システム経由方式:疎通テスト用
- 直接リンク方式:入稿用
メディア連携設定
③ アフィリコード・システムでTikTok広告の連携設定を行います。
連携用メディアのメディア連携設定 > 広告URL設定 より、plidパラメータを「ttclid」に変換します。

④ 次にAPI連携のトークン設定などを行います。
メディア連携設定 > TikTok広告 タブ より「TikTok広告CV連携設定」を「設定する」にします。

メディア情報 | |
---|---|
メディア名 / メディアURL | TikTok広告に成果を通知する対象のメディアであることを確認してください。 |
TikTok広告CV連携 | |
TikTok広告CV連携設定 | 「設定する」を選択することで各種設定が行えます。 |
ピクセルID | TikTok 広告マネージャーから取得したID。 |
アクセストークン | TikTok広告マネージャーから取得したトークン。 |
出力データの対象条件 | TikTok広告に通知する成果内容を指定します。 発生成果(全て) / 確定成果(承認のみ) |
リトライ設定 | TikTok側への通知が正常に処理できなかった場合、再度通知するか否かの設定。 設定する / 設定しない |
アフィリエイトリンクで疎通テスト
連携用メディアで提携申請後、TikTok広告素材のアフィリエイトリンクを使用し、疎通テストを行います。
疎通テストについて
アフィリコード・システムで疑似的に成果を発生させ、TikTok側に成果通知ができるかを確認する内容です。
新規で連携用にピクセルを作成し、イベントが「アクティブ」になっていない場合は、TikTok側に成果通知されるとイベントがアクティブになります。(2022年2月時点の弊社テストによる確認)
※広告セット作成時、ウェブサイトに紐づけるTikTokピクセルはアクティブなピクセルが対象になります。
① 取得したアフィリエイトリンク(広告URL)にttclidパラメータと任意のttclid値を付与。

- https://○○○○○○/link.php?i=************&m=************&ttclid=E.C.P.testapi
※ttclid値はランダムな英数字。記載の「E.C.P.testapi」は一例です。
※○○○○○○の部分は、ご利用の「システム設置先URL」になります。
② ttclidを付与したアフィリエイトリンクのURLにアクセス。(link.phpのテスト)
ブラウザのURL部分に貼りつけ、Enterキーを押下します。

③ 生成されたチェックログ詳細より、cid値を⑤のテストトラッキング用に取得します。
plid欄に①で付与した任意のttclid値が表示されているかも確認してください。

④ 当該の広告IDも⑤のテストトラッキング用に取得します。

⑤ 設置先URLに、track.php以下を追記し、テストトラッキング。(track.phpのテスト)
cid、広告IDは③④で取得した値を使用し、ブラウザのURL部分に貼りつけEnterキーを押下します。
- https://○○○○○○/track.php?p=該当の広告ID&cid=該当のcid値

通知する成果情報について
アフィリコード・システムから通知する成果情報は以下になります。
- ピクセルコード
- イベント:注文(PlaceAnOrder)
- イベントID:argsが値として入っている場合は、AL_{ 成果ID }、入っていない場合は、AL_{ 成果ID }
- 発成果時
- ttclidの値
- アフィリエイターのシステムID
- ユーザーエージェント
- ipアドレス
- 広告のシステムID
- 発生成果額(ネット単価)
- 通貨コード:JPY
TikTok広告設定:入稿URLの設定
① TikTok 広告マネージャー:広告設定 からアフィリコード・システムから取得したアフィリエイトリンクを設定します。ttclidは自動で付与されないため、URL末尾に&ttclid=__CLICKID__を付与してください。
※入稿する広告素材は直接リンク方式推奨。
アフィリエイトリンクの入稿フォーマット
https://広告遷移先URL?im=*****&ttclid=__CLICKID__
② 誘導先ページ「ウェブサイト」にし、「URL」欄にTikTok広告のアフィリエイトリンクを設定します。
※設定したURLは変更できないため、再設定時は最初からやり直してください。

通知の確認
TikTok側への通知詳細はキックバック通知ログから確認します。データ種別:Tiktokで検索ソートできます。
ステータスコードが「200」なら疎通は成功ですが、疎通自体は成功でもアクセストークンが違うなど、正しく通知されていないケースもあります。

ログ詳細より返却値を確認してください。


広告マネージャーで通知された成果情報を確認する場合は、広告ページ | カスタム列 > ページイベントデータ > 注(合計)にチェックして注文数を確認するとよいでしょう。

アセットからもイベントが上がっているか確認してください。

- Attention
- アフィリコード・システムが成果通知を行ってから、TikTok側の管理画面にイベントが反映されるまでに、数分から最大1日程度タイムラグが発生する場合があります。