
タグ設置型トラッキングの概要
トラッキングタグとは
トラッキングタグはサイトへ訪問した訪問者情報(CookieやIPアドレス)を取得し、成果を計測するために各ページに埋め込んでおくタグのことをいいます。
注文番号や商品情報など、さまざまな成果情報をパラメータとして付与することができます。
- Cookieとは
- Webサイトの提供者がWebブラウザを通じて、訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させる仕組みです。Cookie情報ではユーザーのクリック日時やクリックしたメディアのID情報などが保存されます。
成果発生までの基本的なフロー
基本的な成果発生までのフローは以下になります。
- 広告主
- アフィリコード・システムからトラッキングタグを取得し、サンクスページに設置
- アフィリエイター
- 掲載したい広告を提携申請後、アフィリエイトリンクを取得し、メディアに設置

- ① アフィリエイターが運営するメディアの広告をクリック。
- ② アフィリコード・システムからリダイレクトし、広告主サイト(ECサイトなど)に遷移。
- ③ サンクスページに遷移した際、トラッキングタグが発火しアフィリコード・システムに成果通知。
メディア、広告情報を照合し、アフィリエイターに成果計上。
「cid」と「p」とは
設置型タグ(ITP対応タグ)の利用時、 パラメータに「cid」と「p」の値を付与して広告遷移を行います。 ここでは、「cid」と「p」が付与されるフローを見てみます。
- 「cid」と「p」とは
- cid:アフィリエイターが運用するメディア(ブログ、SNSなど)の広告がクリックされた際、アフィリコード・システムが発行するクリックID。
p:広告のID。 - コンバージョン時に「cid」と「p」を渡すことで、メディアや広告情報を識別し、成果計測が可能になります。

- ① メディアの広告が踏まれた際に、アフィリコード・システムを経由して「cid」と「p」を発行。
- ② 広告遷移先のURLに「cid」と「p」をパラメータに付与。
- ③ LPなどの広告着地ページに設置された着地点タグが「cid」と「p」を元にCookieを発行。
※ローカルストレージにも成果認証に必要な情報を保持。
サンクスページで成果地点タグが読み込まれ、着地点で発行されたCookieを取得。 - ④「cid」と「p」が付与されたトラッキング通知をアフィリコード・システムに行い、成果を計測。
Cookie発行ファイルを使用した認証
Cookie発行ファイルを使用した成果認証の概念を説明します。
アフィリコード・システムでは、「Cookie発行ファイル」での成果認証を推奨しています。「Cookie発行ファイル」をタグ設置ページ同階層のディレクトリにアップロードし、サーバー側からCookieを発行します。
※Cookie発行ファイルがサーバーになければJavaScriptでCookieを発行しますが、JavaScriptで発行したCookieはITP制限を受けるとCookieの保持期間が短くなり、成果漏れを起こす場合があります。
また、設置型タグは、広告をクリックしてからサンクスページに至るまでのドメイン遷移状況により設置タグが異なるため、実際に設置する前に状況を確認してください。
トラッキングタグの設置について
- トラッキングタグの選択について
- 同一ドメインのみ
広告をクリックして最初に着地するページからサンクスページまで同一のドメインで遷移する場合。 - 複数ドメイン含む
広告主ページへ遷移する前にLPを挟む場合など、広告をクリックして最初に着地するページからサンクスページまでに異なるドメインをまたいで遷移する場合。
成果発生までの流れ(同一ドメイン)

ユーザーのアクション
① アフィリエイターが運営するメディアの広告バナーをクリック
② アフィリコード・システムを経由して広告主サイト(ECサイトなど)に遷移
④ 商品を購入
アフィリコード・システム側の動き
③ ユーザーがカートなど「着地点タグ」設置ページにランディングすると、「Cookie発行ファイル(lptag.php)」からユーザー端末にCookieを発行
⑤⑥ サンクスページに設置の「成果地点タグ」が、③のCookieを読み込む
⑦「成果地点タグ」がアフィリコード・システムに成果通知
成果発生までの流れ(複数ドメイン)
成果発生までのフローは「成果発生までの流れ」で解説した流れと同じとなりますが、ドメインの異なるLPが間にある場合、②で生成されたCookieを③の「中間地点タグ」設置ページへ渡して遷移します。
