
タグ設置型:トラッキングタグ設置手順
広告トラッキングの種類
アフィリコード・システムの広告トラッキングは、大別して「設置型」と「システム連携型」があります。
本マニュアルでは、設置型のトラッキングについて解説します。
システム連携型トラッキングについては、こちら から。
着地点ページへの遷移方法について
着地点ページへの遷移方法により「システム経由方式」と「直接リンク方式」(ダイレクトリンク)の2通りの方式があり、広告URLの形式が異なります。運用に応じて選択してください。
- 広告遷移種別(遷移方法)の選択基準
- システム経由方式
・利用用途:システム連携を行っている場合
・遷移方法:ACSを経由し、着地点ページへリダイレクト
・広告URLの形式:https://アフィリコード・システム設置先URL/link.php?i=xxxxxx&m=yyyyyy - 直接リンク方式
・利用用途:アフィリコード・システムのみで広告運用している場合
・遷移方法:着地点ページへ直接遷移
・広告URLの形式: https://着地点ページURL?im=xxxx
システム経由方式 | 直接リンク方式 | |
---|---|---|
利用用途 | システム間連携を行っている場合 | ACSのみで広告運用している場合 |
遷移方法 | ACSを経由し、 着地点ページへリダイレクト |
着地点ページへ直接遷移 |
広告URL | ACSの設置先URLから生成 | 着地点ページのURLから生成 |
cidとpの付与 | ACS経由時に取得 | 着地点遷移時サーバー間通信で取得 |
動作プログラム | link.php:cid発行、着地点ページへ遷移 lptag.php:Cookie発行(ITP対策) track.php:成果計測 |
direct.php:cid発行 lptag.php:Cookie発行(ITP対策) track.php:成果計測 |
システム経由方式
システム経由方式は、メディアの広告が踏まれた際にアフィリコード・システムを経由してコンバージョンに必要な情報「cidとp」が発行され、広告サイトへリダイレクトします。

直接リンク方式
直接リンク方式は、メディアの広告からアフィリコード・システムを経由せず、着地点ページに遷移します。
着地点に設置したトラッキングタグがアフィリコードシステムへ通信することで「cidとp」を取得。取得したcidとpを用いて、着地点ページのドメインにCookieを発行します。

広告素材から遷移種別を選択
システム経由方式、直接リンク方式の選択は、広告詳細 > 広告素材 から行います。

広告素材ごとの対応表
広告素材によって利用できる広告遷移種別が異なります。
広告素材種別 | システム経由方式 | 直接リンク方式 |
---|---|---|
テキスト、バナー、動画 | 〇 | 〇 |
テンプレート、リスティング | 〇 | × |
アフィリエイトリンクの表示
システム経由方式と直接リンク方式を両方選択している場合、広告タグ、QRコードは直接リンク方式のアフィリエイトリンクが優先されます。
アフィリエイトリンク種別 | システム経由方式 | 直接リンク方式 | 表示形式 |
---|---|---|---|
広告タグ | 〇 | 〇 | 直接リンク方式優先 |
広告URL | 〇 | 〇 | システム経由方式、直接リンク方式 表示 |
短縮URL | 〇 | × | システム経由方式のみ |
QRコード | 〇 | 〇 | 直接リンク方式優先 |
※短縮URLは、スタンダードプラン以上でご利用いただけます。
トラッキングタグの設置について
タグ設置ページの通信
広告遷移種別に関わらず、トラッキングタグの設置ページは、https(SSL通信)のみです。
設置型トラッキングは、CVページまでの広告遷移状況により設置タグが異なります。
広告主サイトにタグ設置する前に、どのような経路(ドメイン)でたどり着くのかをあらかじめ確認してください。
- トラッキングタグの選択について
- 同一ドメインのみ
広告をクリックして最初に着地するページからサンクスページまで同一のドメインで遷移する場合。 - 複数ドメイン含む
広告主ページへ遷移する前にLPを挟む場合など、広告をクリックして最初に着地するページからサンクスページまでに異なるドメインをまたいで遷移する場合。
同一ドメイン時のタグ設置
同一ドメイン経由でのコンバージョンを想定する場合は「着地点タグ」と「成果地点タグ」を以下のページに設置します。

広告をクリックして一番始めにランディングするページに「着地点タグ」を設置します。 続いて、同ドメインのコンバージョンページ(サンクスページなど)に「成果地点タグ」を設置します。
- 広告主の着地ページ「a.com」でCookie発行し、成果に必要な情報を保持します。
- 成果地点で発火したトラッキングタグが着地点のCookieを参照し、成果通知を行います。
ドメイン経由 | 設置タグ | 設置箇所 |
---|---|---|
同一ドメイン | 着地点タグ | <head>内、<body>内 いずれも可 Cookie発行ファイル:同階層のディレクトリにアップロード |
成果地点タグ | <head>内、<body>内 いずれも可 |
複数ドメイン時のタグ設置
複数ドメイン経由でのコンバージョンを想定する場合は「着地点タグ」「中間地点タグ」「成果地点タグ」を以下の様に設置します。

広告をクリックして一番始めにランディングするページに「着地点タグ」を設置します。続いて遷移するページ(異なるドメイン)に「中間地点タグ」を設置し、同ドメインのサンクスページなどのコンバージョンページに「成果地点タグ」を設置します。
- LP「b.com」でCookie発行し、成果に必要な情報を保持します。
- 成果情報を「a.com」まで持って行き、「a.com」の着地ページ(中間地点)で発行するCookieに保持します。
- 成果地点で発火したトラッキングタグが「a.com」のCookieを参照し、成果通知を行います。
ドメイン経由 | 設置タグ | 設置箇所 |
---|---|---|
複数ドメイン | 着地点タグ | <head>内、<body>内 いずれも可 Cookie発行ファイル:同階層のディレクトリにアップロード |
中間地点タグ | <head>内、<body>内 いずれも可 Cookie発行ファイル:同階層のディレクトリにアップロード |
|
成果地点タグ | <head>内、<body>内 いずれも可 |
- 複数ドメイン経由:着地点タグの処理内容
- 複数ドメイン経由での着地点タグは、広告遷移先ページのURL(中間地点タグ設置ページ)を指定してタグを生成します。
- 指定したURLへトラッキングに必要な情報を渡して遷移するのが主な処理内容のため、動的なパラメータなどを付与すると正しく動作しない場合があります。
着地点タグのURLは、https://中間地点タグ設置ページのURL(動的パラメータなし)で入力します。

トラッキングタグとCookie発行ファイルの取得
トラッキングタグとCookie発行ファイルは、当該の広告詳細画面から取得します。
- Cookie発行ファイル
- Cookie発行ファイルは着地点ページで成果に必要なセッション情報などを保持します。サーバーから発行したCookieはITP制限を受けないため、設置推奨です。
- ※Cookie発行ファイルがサーバーになければJavaScriptでCookieを発行しますが、JavaScriptで発行したCookieはITP制限を受けるとCookieの保持期間が短くなり、成果漏れを起こす場合があります。
Cookieの保持期間について
