Cookie保持期間
Cookie発行ファイルとは
Cookie発行ファイルとはITP対応に必要なファイルです。一般的にCookieを発行する手段は以下の方法があります。
- ITPとは
- ITPはAppleがSafariブラウザに搭載しているトラッキング防止機能です。
- JavaScriptでCookieを発行
- サーバーからCookieを発行
- CNAMEでCookieを発行 ※アフィリコード・システムはCNAMEでのCookie発行は行っていません。
JavaScriptで発行したCookieはITP制限を受けるとCookieの保持期間が短くなり、成果漏れを起こす場合があります。一方、サーバーから発行したCookieはITP制限を受けず、任意の保持期間を設定することができるため、成果漏れを防ぐことができます。
アフィリコード・システムでは、Cookie発行ファイルがサーバーにあればサーバーからCookieを発行し、なければJavaScriptで発行します。サーバーにファイルをアップロードできる場合は、サーバー発行のCookieファイルのご利用を推奨しています。
Cookie保持期間
アフィリコード・システムでは、Cookieの有効期限は2年に設定されています。
トラッキングタグおよびCookie発行ファイルの設置状況による認証方式は下記のとおりです。
- 着地点タグが正常に機能し、Cookie発行ファイルがアップロードされている
- ・1st Party Cookieでの認証
- ・サーバー側からCookieを発行
- ・LocalStorageへ保存
- 着地点タグが正常に機能しているが、Cookie発行ファイルはアップロードされていない
- ・1st Party Cookieでの認証
- ・JavaScriptでCookieを発行
- ・LocalStorageへ保存
- 着地点タグが正常に機能していない
- ・3rd Party Cookieでの認証
ITP制限による影響について
主に「Cookie発行ファイル」のアップロード状況によって、Cookieの保持期間が大きく変動します。(サーバー発行CookieはITP制限を受けない、JavaScript発行Cookieは1・7日)
また、アフィリコード・システムのトラッキングタグは、着地点タグが正常に機能している場合はLocalStorageにも成果認証に必要な情報が保持されるので、1st Party Cookieがなくなってしまった場合でもLocalStorageの保持情報で成果認証が行えますが、保持期間が「7日」と制限がかかります。
現在のアフィリコード・システムで利用できるトラッキングタグが生成するCookieの有効期間は以下の通りです。
※2021年1月現在
Cookie / LocalStorage | 有効期間 |
---|---|
サーバー発行Cookie | 制限なし(2年) |
JavaScript発行Cookie(※1) | 1・7日 |
LocalStorage | 7日 |
3rd Party Cookie | 0日 |
CNAME(※2) | 7日 |
※1 トラッカードメインと判定された場合は、有効期間は1日となります。
※2 アフィリコード・システムではCNAMEでのCookie発行は非対応です。
Cookie発行ファイルによってサーバーから発行されるCookieはITP制限を受けませんが、それ以外の方法でCookieを発行した場合の保持期間は「0~7日」となっています