インボイス制度に関する対応について

公開日： 2023.05.19 更新日： 2023.05.19

2023年10月1日から開始される 適格請求書等保存方式（インボイス制度）に関するアフィリコード・システムの対応予定をお知らせします。

インボイス制度とは

インボイス発行事業者が発行する「適格請求書（インボイス）」を用いて、消費税の仕入税額控除を受ける制度です。

消費税の「仕入税額控除」とは、課税事業者が納税すべき消費税を算出する際に、売上にかかる消費税から仕入れにかかった消費税を差し引いて計算すること。

仕入税額控除の適用を受けるには、法定事項が記載された帳簿および請求書等の保存が必要です（※1）。インボイス制度の開始後は、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」をもとに、仕入税額控除の適用を受けることになります（※2：経過措置あり）。

インボイス制度の施行に伴い、以下のアップデートを行います。
6月下旬～7月上旬にリリース、8月までに全クライアントへ適用予定です。

ASP事業者の取引イメージ（課税事業者）

適格請求書（インボイス）とは、売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額等」の記載が追加された書類やデータをいいます。

国税庁 | インボイス制度の概要

標準でご提供している請求・支払管理の機能をアップデートします。消費税の区分を明確にし、請求書発行機能を追加。管理画面からダウンロードできるようにします。

また、広告主への請求書発行だけでなく、メディア運営者（アフィリエイター）から請求書を発行してもらう代わりとなる「支払通知書」発行機能も実装。

承認成果の自動集計から、請求書・支払通知書の発行までアフィリコード・システムで一括管理できます。

発行する請求書・支払通知書は、適格請求書等保存方式（インボイス制度）の必要記載事項に対応します。

メディア運営者には制度の対象とならない免税事業者もおられます。多様な取引形態に対応できるようにシステム調整を行います。

適格請求書発行事業者の登録が完了したメディア運営者は、自身の管理画面（アカウント情報）から登録事業者番号を入力する流れになります。