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オフライン広告を効果測定する方法:QRコードで広がる可能性

近年主流となったオンライン広告に対して、看板広告やテレビCM、交通広告など、インターネットを介さない広告をオフライン広告と呼びます。
オフライン広告は多くの人に訴求できますが、効果測定が難しいという一面も。

本記事では、オフライン広告の効果測定の方法について解説します。

目次

  1. オフライン広告とオンライン広告の違い
  2. オフライン広告の効率性を高める方法
  3. QRコードを含めたオフライン広告の効果検討
  4. QRコードを用いた効果計測の導入方法
  5. QRコードを用いた効果計測の応用
  6. 現実世界とITの融合

オフライン広告とオンライン広告の違い

広告

オフライン広告は、不特定多数に広く訴求する1対多の広告といえます。ユーザーは店頭で見かけて、あるいは探して商品購入やサービス登録をします。
オフライン広告の広告費は、通行量や乗車人数、購読者数などの月間ユーザー数をもとに産出します。

一方、オンライン広告は、ある程度個人にフォーカスできます。ユーザーの興味や過去のアクセス履歴を基に、最適なマッチングを行い広告を表示しています。また、オンライン広告は表示計測やアクセス計測、CPA計測など、詳細な効果検証が可能です。これにより、ABテストを用いた広告の最適化が行えます。
広告費は、掲載型報酬・アクセス型報酬・成果型報酬などからビジネスモデルに合うものを選べます。

オフライン広告とオンライン広告を比較すると、オンライン広告は顕在層にピンポイントで訴求でき、広告費の最適化もしやすい点で優れているといえるでしょう。

オフライン広告の効率性を高める方法

オフライン広告は依然として重要な役割を果たしています。デジタルサイネージや電子書籍が普及しても、人々が現実世界を生きる以上、オフラインでの販促活動はなくなりません。

では、オフライン広告では訴求の最適化検証や、成果報酬型広告のような広告費の最適化は難しいのでしょうか。そんなことはありません。
オフライン広告の効果測定には、QRコードが有効です。QRコードからユーザーが製品サイトに遷移すれば、オンライン広告同様に流入元を特定し、成果を確認することができます。

オフライン広告の測定

QRコードを含めたオフライン広告の効果検討

オフライン広告にQRコードを使用すると、正確な効果検証が可能になります。

例1:小規模の駅に商品ポスターを掲示する場合

乗客数が月に10万人と仮定し、掲載開始後の問い合わせ数や購入者数の変化を確認。前期間との相対評価で、広告の費用対効果を算出します。

想定露出数 10万人
問い合わせ数 前月比 ?%増
購入数 前月比 ?%増

例2:小規模の駅に掲示する商品ポスターにQRコードをつけた場合

CTR(クリック率)とCVR(コンバージョン率)が一目瞭然。明確な数値に基づく絶対評価で広告の成果を確認できます。

想定露出数 10万人
QRコードアクセス数 1000人
コンバージョン数 10件

CTRやCVRのデータが蓄積すれば、訴求内容・訴求対象(設置場所)を見直し、より積極的な広告展開を進めることが可能になります。
アクセスやコンバージョンの数値のみで広告費用対効果を試算するのは危険ですが、認知関心のマッチ度を測る最初の指標として有効です。

QRコードを用いた効果計測の導入方法

QRコードを用いた効果計測を始める際は、Google Analyticsの活用をお勧めします。計測パラメータを付与したURLを生成しQRコード化、店頭POPやポスターに表示しましょう。Google Analyticsであれば、多少の技術的知見は必要でも無償で検証することができます。

Google Analyticsを使った効果検証の流れ
1.流入先のWebサイトにGoogle Analyticsを導入する
2.カスタムURL生成ツールでキャンペーン用URLを生成
3.生成したURLをQRコード化

設置場所ごとにQRコードを変えれば、流入数・CVの比較も可能。Google Analyticsのレポート画面で、オフライン広告の効果測定を行えます。

QRコードを用いた効果計測の応用

Google Analyticsの設定は難易度が高いと感じる場合や、さらに踏み込んだ管理をしたいときは、計測用QRコードの発行が可能な「アフィリコード・システム」をお勧めします。

アフィリコード・システムは、シリーズ導入実績が1,000社を超える多機能アフィリエイト計測システム。コンバージョンアクションが計測できるCPA計測機能に特化し、計測用のURLの発行やレポート機能が備わっています。

計測用URLは標準機能でQRコード化できるため、URL発行からQRコード生成、その後の成果確認をワンストップで行えます。

アフィリコード・システム

クリック単価型報酬や成果型報酬も可能。オフライン広告の費用対効果を最大限に発揮できます。
広告代理店がASP事業に活用できるだけの機能を備え、効果測定・配信管理と目的に応じた運用が可能なサブスクリプションサービスです。

ACSバナー

現実世界とITの融合

オフライン広告はWeb広告と比べて効果検証が難しいとされますが、その特有の良さもあります。QRコードだけでなく、コールトラッキングによる計測もリアルとWebをつなぐ橋渡しとして有効です。技術を活用して広告の可能性を広げ、商品と顧客のきっかけづくりを促進しましょう。

オフライン広告の可能性

この記事が、オフライン広告の効果測定の参考になれば幸いです。

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

アフィリコード・システム

https://system.affilicode.jp/

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