
アフィリコード・システムの成果連携マニュアル
広告を仕入れるパターンの繋ぎ込み
アフィリコード・システムで他社ASPから広告を仕入れる際の成果連携方法を解説します。
基本的な連携の流れは以下の通りです。

- ユーザーが広告をクリック
- アフィリコード・システムを経由して連携先ASPにリダイレクト
- 連携先ASPから広告主のサイトにリダイレクト
- 商品購入などのアクションが発生したときに、連携先ASPに成果通知
- 連携先ASPからアフィリコード・システムに成果通知
- アフィリコード・システムのアフィリエイターに成果が発生
大まかな流れは以上の通りとなります。成果計上に必要なパラメータが(1)の広告クリック時に発行され、アフィリコード・システムに情報が保持されます。そのまま連携先ASPにリダイレクトされ、連携先ASP側でもパラメータが保持されます。(4)で成果が発生し、(5)で連携先ASPからアフィリコード・システムに成果通知が行われる際、先ほど保持されていたパラメータを付与して通知します。アフィリコード・システム側で受け取った通知(パラメータ付)を元に、どのメディア(アフィリエイター)の成果であるかを照合し計上します。
以上の流れを元に、連携設定を行っていきます。
アフィリコード・システムの設定

広告を「仕入れる」時の設定の流れは大まかに以上の流れとなります。
それでは順を追って解説していきます。
連携先ASPの広告を扱うため、アフィリコード・システムに広告を新規登録します。
広告を登録する際「成果重複チェック」は「設定しない」にチェックをいれます。

広告の登録が完了したら広告詳細画面に移り、「連携設定」から「成果認証パスワード」を「空」にします。

広告素材の登録

広告の登録・設定が完了したら次に広告素材を登録します。
連携先ASPより仕入れた広告URLを以下のパラメータを付与して設定します。
広告一覧 > 先ほど作成した広告の詳細 > 広告素材設定 > 広告素材追加
ここで「テキスト」素材を選び、以下のように広告URLを設定します。

https://example.com/click.php?param1=[cid]¶m2=[p]
パラメータ「param1」と「param2」は、連携先ASP指定のパラメータ名に変更してください。
パラメータの設定が完了したら次に以下の操作を行います。

「param1」と「param2」に設定されている「cid」と「p」に値を設定します。設定項目は以下の通りとなります。
- 「[cid]」を値で置換する
- 「[p]」を値で置換する
連携先ASP側の設定

連携先ASP側で成果が発生したら、アフィリコード・システムに成果通知を行います。成果通知を行う際アフィリコード・システム側で成果認証が必要なパラメータを付与して通知をしてもらいます。
連携先ASPの成果通知フォーマットは以下の通りです。
定額用通知フォーマット
例)https://システム設置先/track.php?cid=[param1の値]&p=[param2の値]&args=[連携先ASPの成果IDや注文番号]
定率用通知フォーマット
例)https://システム設置先/track.php?cid=[param1の値]&p=[param2の値]&args=[連携先ASPの成果IDや注文番号]&price=売上金額
- Attention
-
連携先ASPでパラメータの受け渡しが「1つ」しか対応できない場合、特殊な設定が必要なときがあります。その際は弊社サポートまで問合せください。
連携に関わる設定は以上です。連携テストを行い、無事両社システムで成果が計上されれば連携完了です。
連携先ASPと成果承認変更の連携が可能な場合
先の連携設定には、承認連携設定は含まれていません。アフィリコード・システムでは成果連携と同時に承認の切り替え連携も行うことができます。ただし、連携先ASPのシステムで対応が難しい場合、この機能は使用できないため、予め連携先ASPに確認を取る必要があります。
アフィリコード・システムではステータスの値がデフォルトで、以下の通りに設定されています。
成果ステータス変換
- 未承認=0
- 承認=1
- キャンセル=2
連携先ASP側で指定の値がある場合、この値を指定値に変更します。

連携先ASPがステータス値のほかにパラメータの指定がある場合は「トラッキングパラメータ変換」で変換して対応することができます。
成果連携で「初回の成果通知時」及び「成果ステータスの変更時」に、以下のURLへ通知を行うよう依頼します。
定額用通知フォーマットの場合
例)https://システム設置先/track.php?cid=[param1の値]&p=[param2の値]&args=[連携先ASPの成果IDや注文番号]&did=[連携先ASPの発行する成果毎にユニークな値]&state=[成果ステータスを示す値]
「did」:連携先ASPの発行する成果ごとのユニークな値
「state」:成果ステータスを示す値(0,1,2)
パラメータ一覧
パラメータ | 説明 |
---|---|
cid | アフィリコード・システムのセッションID 出力文字数:12桁 |
p | アフィリコード・システムの広告ID 出力文字数:12桁 |
mid | アフィリコード・システムのメディアID 出力文字数:12桁 |
パラメータ | 説明 | 備考 |
---|---|---|
cid | アフィリコード・システムのセッションID | 成果発生に必須 |
p | アフィリコード・システムの広告ID | 成果発生に必須 |
price | 売上金額 | 定率案件に必須 受け取り可能文字数:10桁 |
args | 注文番号などユニークなID(※付与推奨) | ASP間での成果照合に使用 受け取り可能文字数:255桁程度 |
did | 承認状態切替時のキーとなる値 | 成果IDなど成果ごとにユニークな値 受け取り可能文字数:255桁程度 |
state | 承認状態を表す値(未承認:0 承認:1 キャンセル:2) | 承認状態の変更が可能 受け取り可能文字数:1桁 |
tkp1 | 通知された値の確認用 | 受け取り可能文字数:255桁程度 |
tkp2 | 通知された値の確認用 | 受け取り可能文字数:255桁程度 |
tkp3 | 通知された値の確認用 | 受け取り可能文字数:255桁程度 |
pt | 報酬テーブルID | 渡されたIDから設定した値に単価を変更 出力文字数:30桁 |
広告を卸すパターンの繋ぎ込み
アフィリコード・システムで他社ASPに広告を卸す際の成果連携方法を解説します。
基本的な連携の流れは以下の通りです。

- ユーザーが広告をクリック
- 連携先ASPを経由してアフィリコード・システムにリダイレクト
- アフィリコード・システムから広告主のサイトにリダイレクト
- 商品購入などのアクションが発生したときに、アフィリコード・システムに成果通知
- アフィリコード・システムから連携先ASPに成果通知
- 連携先ASPのアフィリエイターに成果が発生
大まかな流れは以上の通りとなります。連携先ASPで成果計上に必要なパラメータが(1)の広告クリック時に発行され、連携先ASPに情報が保持されます。そのままアフィリコード・システムにリダイレクトされ、アフィリコード・システム側でもパラメータが保持されます。(4)で成果が発生し、(5)でアフィリコード・システムから連携先ASPに成果通知を行う際、先ほど保持していたパラメータを付与して通知します。連携先ASP側で受け取った通知(パラメータ付)を元に、どのメディア(アフィリエイター)の成果であるかを照合し計上します。
以上の流れを元に、連携設定を行っていきます。
アフィリコード・システムの設定
連携先ASPへの成果通知(キックバック通知)はアフィリコード・システムに登録されているメディアから通知を行います。アフィリエイターとメディアを連携先ASPの名称で登録・管理することで、他社ASPとの連携管理を簡単に行うことができます。
広告を卸す連携を行う場合、まずアフィリコード・システム側でアフィリエイターとメディアを連携先名称で登録します。
アフィリエイター登録

※連携先ASPの会社名で設定します。
メディア登録

※連携先ASPのASP名で設定します。
連携先ASPに卸す広告URLを取得
先に作成したアフィリエイターでログインし、該当の広告(卸す広告)から広告タグを取得します。

取得した広告URLを連携先ASPに伝えます。連携先ASP側で成果を発生させるためのパラメータが必要となるため、以下のフォーマットで広告を卸します。
広告URLフォーマット
https://システム設置先/link.php?i=[広告素材ID]&m=[メディアID]&pbid=[連携先ASPの発行するセッションID]&kbp1=[連携先ASPで返却が必要な値(任意)]
・pbid=[連携先ASPの発行するセッションID]
・kbp1=[連携先ASPで返却が必要な値(任意)]
アフィリコード・システム側での設定
アフィリコード・システムから卸した広告で成果が上がった場合、連携先に成果通知(キックバック通知)を行います。
キックバック通知はメディアから行われるため、メディアにキックバック通知設定を行います。
アフィリエイター管理 > メディア一覧 > 卸した広告の詳細 > 連携設定

Attention
キックバック通知設定はデフォルトは「通知しない」になっています。
キックバック通知先URLのみ設定しても成果通知されないので、必ず適切な通知設定にチェックを入れてください。
キックバック通知設定は、先方システムが対応可能なご希望の通知方法を選択してください。
キックバック通知先URLフォーマット
例)https://example.com/track.php?param1=[pbid]¶m2=[kbp1]¶m3=[args]
※「param1」と「param2」と「param3」は連携先ASPが指定するパラメータ名に変更します。
「param1」に先に受け取った「pbid=[連携先ASPの発行するセッションID]」の「pbid値」、「param2」に先に受け取った「kbp1=[連携先ASPで返却が必要な値(任意)]」の「kbp1値」を付与し、最後に「param3」に注文番号などの成果照合に必要な値を付与してキックバック通知を行います。
※[args]の値は、トラッキングタグから注文番号などを取得している必要があります。
連携先ASPと成果承認変更の連携が可能な場合
先のキックバック通知には、承認連携設定は含まれていません。アフィリコード・システムではキックバック通知に承認の切り替え用パラメータを付与して通知することができます。ただし、連携先ASPのシステムで対応が難しい場合、この機能は使用できないため、予め連携先ASPに確認を取る必要があります。
アフィリコード・システムではステータスの値がデフォルトで、以下の通りに設定されています。
成果ステータス変換
- 未承認=0
- 承認=1
- キャンセル=2
連携先ASP側で指定の値がある場合、この値を指定値に変更します。
連携先ASPがステータス値のほかにパラメータの指定がある場合は「広告URLパラメータ変換」で変換して対応することができます。

キックバック通知設定は「全て通知(未承認・承認・キャンセル)」を選択します。
キックバック通知フォーマット
例)https://example.com/track.php?param1=[pbid]¶m2=[kbp1]¶m3=[args]&status=[state]
「status」:連携先ASPが指定するパラメータに変更します
パラメータ一覧
パラメータ | 説明 | 備考 |
---|---|---|
成果ID | アフィリコード・システムの成果ごとにユニークな値 | - |
広告ID | アフィリコード・システムの広告ID | - |
メディアID | アフィリコード・システムのメディアID | - |
成果報酬額 | 対象成果の成果報酬額 | - |
承認状態 | 承認状態を表す値(未承認:0、承認:1、キャンセル:2) | 任意の値に変更可能 |
「pbid」値 | 広告遷移時に渡された値 | セッションID保存推奨 受け取り可能文字数:255桁程度 |
「kbp1」値 | 広告遷移時に渡された値 | 任意パラメータ 受け取り可能文字数:255桁程度 |
「kbp2」値 | 広告遷移時に渡された値 | 任意パラメータ 受け取り可能文字数:255桁程度 |
「kbp3」値 | 広告遷移時に渡された値 | 任意パラメータ 受け取り可能文字数:255桁程度 |
「tkp1」値 | 広告主よりトラッキング時に渡された値 | 任意パラメータ 受け取り可能文字数:255桁程度 |
「tkp2」値 | 広告主よりトラッキング時に渡された値 | 任意パラメータ 受け取り可能文字数:255桁程度 |
「tkp3」値 | 広告主よりトラッキング時に渡された値 | 任意パラメータ 受け取り可能文字数:255桁程度 |
「args」値 | 広告主よりトラッキング時に渡された値 | 注文番号など 受け取り可能文字数:255桁程度 |
売上金額 | 広告主よりトラッキング時に「price」に渡された値 | 売上金額 受け取り可能文字数:10桁 |
成果確定日時 | アフィリコード・システムの成果確定日時 | UNIXタイム |
成果発生日時 | アフィリコード・システムの成果発生日時 | UNIXタイム |