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システム連携型トラッキング:仕入れ案件

目次

  1. システム連携型:仕入れ案件
    1. 運用の流れ
  2. 設定手順
    1. 広告URL(入稿URL)を入手
    2. 仕入れ広告の登録
    3. 広告素材の登録
    4. キックバック受付URLを取得
    5. キックバック受付URLの通知

システム連携型:仕入れ案件

ソケット連携によって、外部システム(連携先ASP)から「広告を仕入れる繋ぎ込み」について解説します。
システム連携型トラッキングは、広告URLに付与されたパラメータを引き回して成果通知を行います。

システム連携_広告の仕入れ連携イメージ

運用の流れ

事前に連携先ASPに必要な情報を確認し、アフィリコード・システムで設定を行います。

  1. 連携先ASP:仕入れ広告のURL(入稿URL)の発行を依頼
  2. ACS設定:広告URL情報を元に連携用の広告、広告素材を新規登録
  3. ACS設定:広告URLに遷移パラメータを付与
  4. ACS設定:成果通知用のキックバック受付URLを発行
  5. 連携先ASP:キックバック情報を通知

設定手順

1. 広告URL(入稿URL)を入手

仕入れ広告の広告URL(入稿URL=アフィリエイトリンク)を連携先システムで発行してもらいます。その際、遷移パラメータ名や付与形式も確認します。

広告URL(入稿URL)
https://連携先システム発行の広告URL

仕入れ広告の登録

連携先システムが発行した広告URLを元に、アフィリコード・システムに連携先の「広告」と「広告素材」を登録します。

システム連携型(仕入)_広告登録1
図2-1:広告一覧

広告を新規登録します。

連携用の広告は、成果重複チェック「設定しない」、成果認証パスワード「未設定」にします。

システム連携型(仕入)_広告登録2
図2-2:広告情報 - 成果保証設定
成果の重複チェックについて
サーバー間通信で成果連携を行うため、IPアドレスの重複ではじかれるケースなどを想定し、重複チェックを「設定しない」にします。
成果認証は基本的に「cid」と「p」で行います。成果認証パスワード「t」(固定値)を付与することで認証に必要なパラメータが増え連携が難しくなる場合があるため、通常は「設定しない」運用を推奨しています。

広告素材の登録

次に、広告素材を登録します。

広告遷移種別は「システム経由方式」を選択します。

システム経由方式にすることで、連携先に渡すパラメータが付与できます。

システム連携型(仕入)_広告登録2
図2-3:広告素材情報 - 広告遷移種別

連携先システム指定のパラメータ名を付与する場合

広告URL(システム経由)設定 で、仕入れ先から入手した広告URLに連携パラメータを付与します。「cid」「p」の付与設定は、[cid]を値で置換する、「[p]」を値で置換するに設定します

広告遷移URL
https://連携先システム発行の広告URL?param1=[cid]&param2=[p]
※パラメータ名( param1 / param2 )は連携先指定のパラメータ名を指定します。
リダイレクト時のパラメータ付与例
https://example.com?param1=*********&param2=*********
システム連携型(仕入)_広告遷移URLの設定
図2-4:広告素材情報 - 広告遷移URLと認証用ID自動付与設定
広告URLに付与可能なパラメータ
パラメータ 説明
cid アフィリコード・システムのセッションID 出力文字数:12桁
p アフィリコード・システムの広告ID 出力文字数:12桁
mid アフィリコード・システムのメディアID 出力文字数:12桁

パラメータ「cid」「p」が使用可能な場合

連携先システムがアフィリコード・システムをご利用の場合は、「cid=値」で付与する、「p=値」で付与するで連携できます。

システム連携型(仕入)_広告URL制御2
広告URL
https://連携先システム発行の広告URL
  ↓(リダイレクト)
(連携先)https://連携先システム発行の広告URL?cid=*********&p=*********

キックバック受付URLを取得

次に、コンバージョン発生時にアフィリコード・システムで成果通知を受け取れるよう「キックバック受付URL」を生成します。
※広告遷移の際に付与したパラメータを返却してもらいます。

キックバック受付URLを広告詳細から取得

該当の広告、トラッキングタグ | システム連携型 タブより、キックバック受付URLを取得します。成果情報として受け取りたいパラメータを追加する場合は、必要なパラメ―タにチェックを入れ、「変換」で付与します。

成果認証パラメータ(cid、p)」は、付与必須です。

システム連携型(仕入)_キックバック受付URL
図2-5:広告詳細 | システム連携型
キックバック受付URLのフォーマット
定額用
https://システム設置先URL/track.php?cid={cid値}&p={p値}&args={成果識別子}
定率用
https://システム設置先URL/track.php?cid={cid値}&p={p値}&args={成果識別子}&price={price値}

以降は、連携に必要な場合、適宜設定します。

成果ステータスの連携を行う場合

成果ステータスの連携を行う場合は、成果ステータス(did、state)」が必須になるため、パラメータにチェックを入れて生成します。
※連携先ASP側で成果ステータス(未承認:0 承認:1 キャンセル:2)の値を通知可能な場合に限ります。

成果ステータス連携時の通知フォーマット
定額用の例
https://アフィリコード・システム設置先URL/track.php?cid={cid値}&p={p値}&args={args値}&did={did値}&state={state値}
※パラメータ名の変更が必要な場合は、トラッキングパラメータ変換を利用してください。

cap:特殊パラメータ

「cap」パラメータは、連携先ASPで「受け取り・返却」パラメータが1つしか扱えない場合に使用します。

パラメータ付与形式は、 [cid]を値で置換する、「[p]」を値で置換する に設定します。

広告URLフォーマット
https://連携先システム発行の広告URL?abc=[cid]_[p]
※パラメータ名(abc)は連携先の仕様によって指定の名前に変更
連携先ASPに共有するキックバック受付URLの設定
https://システム設置先URL/track.php?cap=abc

受け取り可能なパラメータ一覧

パラメータ 種類 必須 説明
p 広告ID 広告ごとに生成されるID
成果発生に必須
cid 成果認証用ID 成果認証用ID自動付与設定
成果発生に必須
plid 成果認証用ID Google広告連携時の成果認証用ID自動付与設定
Google広告連携時は必須
args 成果識別子 - ASP間での成果照合に使用。注文番号などのユニークな値
受け取り可能文字数:255桁
did 成果識別子 成果ステータス連携時必須。承認状態切替時のキーとなる値
受け取り可能文字数:255桁
state 成果識別子 成果ステータス連携時必須
承認状態を表す値(未承認:0 承認:1 キャンセル:2)
受け取り可能文字数:1桁
price 購入金額 成果報酬の売上金額。定率案件の場合は必須
受け取り可能文字数:10桁
pt 報酬テーブルID - 報酬テーブルごとに設定されているID
渡されたIDから設定した値に単価を変更
最大設定文字数:30桁
pg 商品テーブルID - 商品テーブルごとに設定されているID
渡されたIDから設定した値に単価を変更
最大設定文字数:30桁
tkp1
tkp2
tkp3
識別パラメータ
(成果確認用)
- 成果に紐づけ可能な任意パラメータ
受け取り可能文字数:255桁
t 成果認証パスワード - 広告の成果保証設定で設定されている認証パスワード
通知形式:半角英数字
mid メディアID - メディアID自動付与設定。該当メディアに成果を発生させる場合。
cidがなくても利用可能。継続成果報酬を使いたい場合に利用。
出力文字数:12桁
cap 特殊パラメータ - 「受け取り・返却」パラメータが1つしか扱えない場合に利用

5. キックバック受付URLの通知

連携先にキックバックURLを伝え、成果テストを実施します。問題なければ一連の設定は完了です。

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