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LINE広告CV連携の設定方法

目次

  1. LINE広告のコンバージョン連携
  2. 事前準備
  3. LINE Tag IDの取得とConversion APIのトークン発行
  4. アフィリコード・システムの設定
  5. LINE広告:入稿URLの設定
  6. 成果の確認
  7. LINEへの通知情報

LINE広告のコンバージョン連携

※スタンダードプラン以上でご利用いただける機能です。

LINE広告とアフィリコード・システムのコンバージョン連携について解説します。

アフィリコード・システムで計測したLINE広告の成果を、LINE Conversion API を介してLINEに送信することができます。

事前準備

LINE広告マネージャー、ビジネスマネージャーの設定から始める場合
広告配信までの審査期間
広告配信までの審査にそれなりの期間を要するため、スケジューリングもご注意ください。
LINE広告 審査の基本:https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/review/

コンバージョン連携にあたり、ビジネスマネージャーの管理画面でAPIのトークンを発行する必要があります。LINE広告アカウントとビジネスマネージャーの組織IDの紐づけまでは事前にご準備ください。

  1. ビジネスマネージャーの組織作成:
    https://data.linebiz.com/business-manager/manual/share001
  2. LINE広告アカウントにビジネスマネージャーの組織IDを紐づけ:
    https://www.linebiz.com/jp/manual/line-ads/account_004/?list=7161

組織の管理者がコンバージョンAPI利用規約に同意するとトークンの発行が可能になります。

LINE Tag IDの取得とConversion APIのトークン発行

API連携に必要なLINE広告のLINE Tag IDとConversion APIのトークンを取得します。

① ビジネスマネージャーにログインします。

LINE広告CV連携_ビジネスマネージャーログイン
図3-1:LINEビジネスマネージャーにログイン

② 組織で利用できるLINE Tagから、該当の広告アカウント詳細に進みます。

LINE広告CV連携_ビジネスマネージャーLINE Tag
図3-2:ビジネスマネージャー - LINE Tag

③ コンバージョンAPIのタブから、LINE Tag ID とアクセストークンを取得します。
Conversion APIのトークン発行:data.linebiz.com/business-manager/manual/conversion-api

LINE広告CV連携_API情報
図3-3:ビジネスマネージャー - コンバージョンAPI情報

アフィリコード・システムの設定

取得した情報を元に、アフィリコード・システムで連携設定を行います。

広告(入稿素材)の準備
① 入稿する広告と広告素材を登録します。広告素材はテキスト素材の直接リンク方式を選択してください。

メディア連携設定
② LINEの成果通知用メディアを作成し、連携設定をします。
メディア連携設定 > 広告URL設定 より、plidパラメータを「ldtag_cl」に変換し、「確認する」→「更新する」で保存します。
※ldtag_cl は、LINE広告のクリックIDです。

LINE広告連携_広告URLパラメータ変換
図4-1:メディア連携設定 - 広告URLパラメータ

③ 次にAPI連携のトークン設定などを行います。
メディア連携設定 > LINE広告 タブ より「LINE広告CV連携設定」を「設定する」にします。

LINE広告連携_メディア連携設定
図4-2:メディア連携設定 - LINE広告
メディア情報
メディア名 / メディアURL LINE広告に成果を通知する対象のメディアであることを確認してください。

LINE広告CV連携
LINE広告CV連携設定 「設定する」を選択します。
LINE Tag ID LINEビジネスマネージャーから取得したIDを入力
アクセストークン LINEビジネスマネージャーから取得したトークンを入力
イベント Conversion
デフォルトコンバージョンを計測する場合は初期設定値の「Conversion」を設定
カスタムコンバージョンの場合は、カスタムイベントの値
出力データの対象条件 LINE広告に通知する成果内容を指定します。
発生成果(全て) / 確定成果(承認のみ)
リトライ設定 LINEへの通知が正常に処理できなかった場合、再度通知するか否かの設定
設定する / 設定しない
最大リトライ回数 リトライ設定が「設定する」の場合、回数を指定
リトライ間隔 リトライ処理の間隔を指定

設定が完了したら、「確認する」→「更新する」で保存します。

④ 着地点タグ、成果地点タグ、設置可能であればCookie発行ファイルを広告の遷移先ページに設置します。

LINE広告:入稿URLの設定

LINE広告マネージャーで、キャンペーン、広告グループ、広告の設定を行います。キャンペーンの目的は「ウェブサイトコンバージョン」を選択してください。

① LINE 広告マネージャー:広告設定にて、アフィリコード・システムで取得したアフィリエイトリンク(直接リンク方式)を「リンク先URL」に設定します。
広告を作成する:https://www.linebiz.com/jp/manual/line-ads/ad_005/?list=7161

リンク先URL(アフィリエイトリンクを設定)

https://広告遷移先URL?im=*****

  • ランディングページ:計測パラメータがついていない広告の遷移先URLを設定
  • リンク先URL:取得したアフィリエイトリンクをそのまま設定
LINE広告連携_LINE広告設定
図5-1:LINE広告マネージャー - 広告編集

② 広告登録が完了したら広告配信を開始するタイミングで各ステータスを「有効化」します。「未配信」ステータスから広告審査が完了すると「利用可能」になります。

LINE広告連携_LINE広告ステータス
図5-2:LINE広告マネージャー - 広告 | 広告審査中のステータス

③ 広告マネージャーの表示項目にコンバージョンAPIの項目を追加します。

広告マネージャーの表示項目
デフォルトで表示されている「CV」項目は、LINE Tagによる計測項目です。CV API、LINE Tag+CV APIの表示項目を適宜追加してください。
LINE広告連携_広告マネージャー
図5-3:LINE広告マネージャー - 表示項目の変更

成果の確認

チェックログ:クリックIDの確認
LINE広告がクリックされると、他の成果同様、チェックログが生成されます。成果認証用ID(plid)にLINE広告のクリックIDが格納されていることを確認してください。

LINE広告連携_チェックログ
図6-1:ログ管理 - チェックログ

plid値が格納されていない場合は、メディア連携設定 - 広告URLパラメータが「ldtag_cl」に変換されているかご確認ください。

トラッキングログキックバック通知ログ:トラッキング情報とLINEへの通知確認
成果発生のトラッキングログが確認できたら、LINEへの通知詳細をキックバック通知ログから確認します。データ種別:LINEで検索ソートできます。

LINE広告連携_キックバック通知ログ検索
図6-2:ログ管理 - キックバック通知ログ検索

ステータスコードが「202」なら通知は成功です。

LINE広告連携_キックバック通知ログ
図6-3:ログ管理 - キックバック通知(ステータスコード:202)
主なステータスコード
ステータスコード 出力内容 / 主なエラー原因
202 通知成功
400 通知情報が不正、または、欠落している
401 アクセストークンの不正
404 LINE Tag IDの不正、LINE Tag IDとアクセストークン双方が不正

③ ビジネスマネージャー:イベント受信確認
LINE側でイベントが受信できているかは、ビジネスマネージャー - LINE Tag のConversionステータスから確認できます。

ステータスの表示
初回の成果発生時にステータスは「停止中」から「利用可能」になります。以降はイベント発生ごとに最終受信日時が更新されます。
LINE広告連携_ビジネスマネージャーAPIイベント確認
図6-4:ビジネスマネージャー - LINE Tag | コンバージョンAPI

④ 広告マネージャー:コンバージョン結果の確認
広告マネージャーからも該当広告のCV数がカウントされているか確認します。
※反映に若干のタイムラグがあります。

LINE広告連携_広告マネージャーからCV確認
図6-5:広告マネージャー - 広告タブ

LINEへの通知情報

アフィリコード・システムから通知する成果情報は以下になります。各パラメータの送信情報はキックバック通知ログ詳細からご確認ください。

LINEへの成果通知先URI
https://conversion-api.tr.line.me/v1/{line_tag_id}/events
※{line_tag_id}は、メディア連携設定 | LINE広告 で設定したIDが代入されます。
 
種別 パラメータ通知情報 / 説明
header情報 X-Line-TagAccessToken LINEビジネスマネージャーで発行されたアクセストークン
LINE Tag IDに紐づくトークン
web referrer 成果情報(イベント発生時)のリファラ情報
ip_address 成果情報のIPアドレス
イベントを発生させたエンドユーザーのIPアドレス
※値が取得できなかった場合は、通知自体を行いません。
user_agent 成果情報のユーザーエージェント
イベントを発生させたエンドユーザーのUA
url トラッキングログのリファラ情報(イベント発生時のブラウザURL)
※値が取得できなかった場合は、通知自体を行いません。
event deduplication_key 成果情報のargs値、args値を付与していない場合は、成果ID
イベントごとの一意なキー。イベントの重複排除に使用されます
event_type 固定値「conversion」
event_name コンバージョンイベント名。初期値は「Conversion」
source_type 固定値「web」
イベントが発生したソース種別
event_timestamp 成果発生日時。イベントが発生した日時のUNIXタイム
user click_id チェックログに格納されたplid値
LINE広告をクリックした時に発行される一意のID
custom quantity 固定値「1」
発生したイベントに関連するアイテム数
currency 固定値「JPY」
valueフィールドの値の通貨コード
value 成果報酬額(ネット価格)
重複排除対象となるフィールド
event_nameとdeduplication_keyの組み合わせが一致する場合、イベント重複排除の対象になります。

アフィリコード・システム

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