特別単価を設定する方法
特別単価とは
特別単価を設定することで、特定の「グループ / アフィリエイター / メディア / パラメータ」に対して、好条件の報酬を設定する運用が可能になります。
※パラメータ指定については、パラメータを使用した特別単価設定 の項を参照してください。
特別単価の設定対象が同一の期間で重複している場合、パラメータの広告単価が最優先になります。
- 特別単価の優先順位
- パラメータ > メディア > アフィリエイター > グループ
報酬単価の優先度
アフィリコード・システムでは、以下のような報酬単価の設定があります。
- 特別単価
- アフィリエイターやメディアごとに特別な報酬単価を設定
- 報酬テーブル
- 特定条件下で任意に報酬率や報酬額を変更
- 商品テーブル
- 同じ広告で商品による報酬単価の切り分け
- 商品テーブル(特別単価)
- 商品テーブル単位で特別単価を設定
報酬単価設定が重複した場合、商品テーブル(特別単価)が最優先になります。
- 報酬単価の優先順位
- 商品テーブル(特別単価) > 商品テーブル > 報酬テーブル > 特別単価
特別単価の設定
設定は管理者が行い、広告主は設定内容の確認のみが可能です。
特別単価を設定する
1. 広告管理 - 広告一覧 から特別単価を設定する広告の 広告名 または「詳細」ボタンを選択し、広告詳細 ペ―ジを表示します。
2. 広告詳細 ページの「特別単価設定」を選択します。
3. 特別単価設定 ページの「特別単価追加」から設定します。
4. 特別単価追加 ページから、設定対象や期間設定、広告単価などを設定します。
5. 設定項目を入力したら画面下の「追加する」ボタンで設定内容を保存してください。
設定項目
設定対象 | 設定対象(グループ / アフィリエイター / メディア / パラメータ)を選択します。 |
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対象 | 設定対象を選択します。 アフィリエイターを選択した場合、「アフィリエイター選択」ボタンが表示されます。 |
パラメータ値 | パラメータで特別単価の設定対象を指定する場合。 連携先から指定された識別用の値を設定します。 パラメータを使用した特別単価設定 |
特別単価名 | 特別単価の名称を設定します。 |
期間設定 | 特別単価を設定する期間が指定できます。 指定なし / 開始日時指定 / 範囲指定 から選択します。 特別単価の期間予約機能 |
開始日時 / 終了日時 | 期間設定により適宜日時を指定します。 |
クリック単価 |
グロス単価とネット単価を設定します。 ※クリック保証広告が設定されていない場合は、無効。 |
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成果報酬単価 |
グロス単価とネット単価、金額の単位(「%」/「円」)を設定します。 ※成果保証広告が設定されていない場合は、無効。 ※定率(%)指定の場合は、小数第2位まで入力できます。 |
成果発生までの期間設定 |
広告情報とは別に、特別単価の設定単位で 広告をクリックしてから成果発生までの期間を設定する場合に設定します。 |
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広告クリックから 成果発生までの有効期間 |
成果発生までの期間設定を「有効」にした場合、期間を設定します。 設定した有効期間外は、成果が発生しません。 ※本設定を行った場合、広告情報の設定は適用されません。 |
- 特別単価における成果発生までの期間設定
- 有効期間を短くする代わりに単価を大幅に上げた広告を提供するなど、より柔軟な単価交渉に活用できます。
ステータス |
特別単価のステータス(有効 / 無効)を設定します。 「無効」の場合、設定対象に成果が生じた場合は標準報酬が適用されます。 |
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設定を確認する
特別単価一覧 ページへ戻り、設定内容を確認します。稼働状況については、特別単価の期間予約機能 の章を参照してください。
設定を編集、削除する
特別単価一覧の「編集」から内容を変更することができます。特別単価名を選択し、「選択リストを削除」で設定の取り消しが可能です。
パラメータを使用した特別単価設定
パラメータを使用した特別単価は、連携先ASP(卸し先)が特定のメディア(アフィリエイター)に特別単価を設定したい場合に活用できます。
連携先が指定するパラメータ名とパラメータ値をアフィリコード・システム側で設定することで特別単価設定が可能になります。
同一広告で報酬単価が異なる運用をする場合、通常の特別単価設定の場合、「通常報酬用メディア」「特別単価用メディア」など複数のメディアを作成し、複数入稿する運用が発生します。
パラメータで設定する特別単価は、対象メディアとパラメータを照合し、一致している場合のみ特別単価が計上されるので、メディアを分ける必要はありません。
※パラメータ値が異なる場合は通常単価になります。
特別単価にパラメータ値を設定する
1. 特別単価設定 で、設定対象:パラメータ、対象のメディアを選択します。パラメータ値は、連携先が指定した値を入力してください。
- 例 : 連携先に指定されたパラメータ値が「media1」の場合
2. 連携先には、広告URL(アフィリエイトリンク)に、&pcp=media1
を付与して入稿します。
特別単価の初期パラメータ名はpcp
※1です。※1. promotion cost param の略
入稿URLのパラメータ付与例:
https://demo.affilicode.jp/system/link.php?i=pgt4jnqt06ou&m=mgsgf5ui0mjj&pbid=[cid]&kbp1=[p]&pcp=medeia1
- 卸し連携時の広告URLフォーマット
- https://アフィリコード・システム設置先/link.php?i=[広告素材ID]&m=[メディアID]&pbid=[連携先ASPの発行するセッションID]&kbp1=[連携先ASPで返却が必要な値(任意)]&pcp=[特別単価パラメータ値]
※パラメータ名は連携先仕様に合わせて設定してください。
3. 連携先にpcp値を返却する場合は、キックバック通知先URLにパラメータを付与します。
- キックバック通知先URLのフォーマット
- https://連携先指定URL?param1=[pbid]¶m2=[kbp1]¶m3=[args]&pcp=[pcp]
※param1
、param2
、param3
は連携先ASPが指定するパラメータ名に変更します。
4. 該当の広告がクリックされるとチェックログにpcp値を格納します。 成果が設定どおり計上されない場合は、チェックログに値が入っているか確認してください。
5. 成果発生時、メディアとpcpパラメータ値を照合し、設定した特別単価が計上されます。
パラメータ名:pcp を変更する場合
連携先の仕様によりパラメータ名の変更が必要な場合は、他のパラメータと同様、メディア連携設定 から設定します。
1. 設定の対象となるメディアを選択します。
2. メディア詳細 ページから「連携設定」に進みます。
3. メディア連携設定 - 広告URLパラメータ変換 「pcp」の項目に指定のパラメータ名を入力します。下記は、「pcp」から「cost」にパラメータ名を変更した例です。
特別単価の期間予約機能
特別単価は設定開始日や期間の予約が可能です。キャンペーン開始・終了の運用管理を効率化できます。
- 期間設定
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- 同一の単価設定対象において、「指定なし」と「開始日時指定」または「範囲指定」を重複して設定することはできません。
- 同一の単価設定対象において、「開始日時指定」「範囲指定」の期間を重複して設定できません。
- 期間が重複しない場合、同一の単価設定対象でも設定できます。
設定の内容は、広告詳細 - 特別単価一覧 から確認できます。
特別単価設定自体のステータスは「有効」でも指定期間外である場合など、設定期間や稼働の状況を確認することができます。
稼働状況について
特別単価の「稼働状況」について解説します。
以下の「稼働条件」を一つでも満たさない場合、稼働状況は 停止 となります。
対象 | 状況 |
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広告主 | アカウント状態が承認 |
広告 | ステータスが承認 |
広告 | 公開設定が公開 |
広告 | 掲載終了状態が掲載未終了 |
広告 | 掲載終了条件設定の掲載期限内 |
広告 | 商品テーブル(特別単価)のステータスが有効 |
「稼働条件」に加え、以下のすべてを満たす場合、稼働状況は 稼働 となります。
- 特別単価:ステータスが有効
- 特別単価:開始日時が現在の時刻より過去
- 特別単価:終了日時が現在の時刻より未来
「稼働条件」に加え、以下のすべてを満たす場合、稼働状況は 稼働予定 となります。
- 広告:ステータスが有効
- 特別単価:開始日時が現在の時刻より過去
- 特別単価:開始指定日時が現在の時刻より未来
以下の条件のいずれかに該当する場合、稼働状況は 停止 となります。
- 特別単価:ステータスが無効
- 特別単価:終了日時が現在の時刻より過去