広告主への請求管理(消費税対応版)
請求管理とは
広告主への請求業務を管理します。請求・入金状況の確認から、請求書発行まで一括管理できます。
- 請求レポート
- 月次残高:広告主ごとに前月残高、当月の請求額、入金額、翌月繰越額を請求年月ごとに一覧できます。
- 請求明細:集計実行日にシステムで作成された請求情報を一覧。請求書が発行できます。
- 入金履歴:入金状況の管理をします。請求書送付ステータス、入金の消し込みを行います。
- その他請求一覧
- ティア報酬に関する請求や広告主に対して個別に行う請求を管理します。
- 集計実行日とは
- 管理者の設定日にシステム側で請求情報の集計を行います。実行日は、システム設定 | 請求設定 か、広告主情報で設定します。
事前1:請求設定
まず、システム設定 | 請求設定 で、請求業務に関する各種設定を行います。
- 広告主管理画面に請求管理メニューを表示するかどうかを設定
- 請求業務に関する締め日や処理日を決定し、集計期間の締め日・集計実行日・支払期日を設定
集計期間の締め日・集計実行日・支払期日は、広告主の編集画面より個別設定が可能です。
※個別設定が優先されます。
集計期間の締め日 | 請求処理時における集計対象期間の締め日。(1~27日、月末) ・月末の場合、集計実行日の前月月末(1日~月末)までが集計対象期間となります。 ・日付指定の場合(現在日より以前の日付を指定した場合):翌月の指定日前日までの1ヶ月間を集計。 ・日付指定の場合(現在日以降の日付を指定した場合):指定日前日までの1ヶ月間を集計。 |
集計実行日 | 請求処理の実行日(早朝5時頃にシステムが自動生成)。(1~27日、月末) ・集計期間の締め日に設定された期間の確定成果を集計します。 |
支払期日 | 運用で定められた広告主の支払期日を設定します。 請求処理を実行した月を基準に算出します。(当月 / 翌月 / 翌々月)(1~27日、月末) |
請求設定による処理フローは以下イメージになります。
- 請求処理における確定成果とは
- 集計対象期間に発生した成果のうち、集計実行日までに承認された成果のことです。
- 例)集計期間の締め日:月末、集計実行日:15日の場合
前月月末(1日~月末)までに発生した成果のうち、集計実行日:15日に集計処理が実行される前に承認された成果が確定成果になります。
事前2:帳票設定
請求書を発行する場合は、システム設定 | 帳票設定 で、送付元情報や消費税の設定を行います。
帳票設定の入力情報が、請求書に出力されます。
- 会社名
- 電話番号
- 住所
- 適格請求書発行事業者の登録番号
- 口座情報
- 電子印影(押印する場合)
消費税設定から、外税・内税の選択、消費税率、端数処理の設定を行います。
消費税設定の適用タイミングについて
- 成果は、発生タイミングで設定中の消費税率(システム設定 | 帳票設定)が適用されます。
- 外税・内税、消費税の端数処理は、集計実行日(請求処理)時点での設定が適用されます。
運用の流れ
請求業務の基本的な運用フローは以下のとおりです。
- システム:集計期間の締め日・集計実行日・支払期日の設定に沿って、集計実行日に請求情報を作成。
当月の請求情報に紐づく請求書が発行される。 - 運用対応:広告主へ請求書を送付し、入金履歴よりステータスを「未処理」から「請求書送付」に変更。
- 運用対応:入金の確認後、入金履歴よりステータスを「請求書送付」から「入金済み」に変更。
- 請求情報と入金情報
- 広告主への請求情報は、設定した締め日・集計実行日に基づきシステム側で生成されますが、入金ステータスの変更や入金額については、運用者による手動入力(編集)になります。
※入力された情報は月次残高(売掛レポート)に反映されます。
請求レポート
月次残高
月次残高 は、集計された当月請求額や当月入金額が一覧できます。
項目 | 表示情報 / 算出根拠 |
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前月残高 | 請求額の合計金額(指定月の前月の月末までに発生)- 入金済みの入金額の合計金額(入金日が指定月の前月の月末までの請求情報) |
当月請求 | 請求額の合計金額(指定月の1日~月末までに発生) |
()内の金額は下記の合計金額 ・成果請求(指定月の集計期間の終了日までに発生した未集計成果) ・クリック請求(指定月の集計期間の終了日までに発生した成果) ・差分請求(集計済の成果に対して、金額、ステータス変更を行った成果) ・その他請求(請求日が指定月の集計期間の終了日までに発生したその他請求) ・ティア請求(指定月の集計期間の終了日までに発生したティア請求) |
|
当月入金 | 入金額の合計金額(入金日が指定月の1日~月末までに発生) |
翌月繰越 | 前月残高+当月請求-当月入金 |
一覧の「売掛レポート」から、広告主ごとの請求と入金の履歴、残高が確認できます。
項目 | 表示情報 / 算出根拠 |
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請求額 | 集計された請求額 |
入金額 | 入金済みの入金額 |
残高 | 請求額-入金額 |
請求明細(請求書発行)
システム設定、および広告主の「集計実行日」に処理された結果は、請求明細 にリストされます。請求書のダウンロードもこちらから行います。
項目 | 表示情報 / 算出根拠 |
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摘要 | 請求情報の摘要 |
集計期間 | システム設定、および、広告主に設定された「集計期間の締め日」による期間 |
請求額 | 集計期間内に発生した成果報酬等の合計金額 |
支払期日 | システム設定、および、広告主に設定された「支払期日」 |
請求明細単位で請求書をダウンロード
一覧の「詳細」ボタンから集計された明細の参照、請求書ダウンロードが行えます。
- 請求番号
- 請求明細ごとに一意の番号を発行します。
採番ルール:発行年月日(請求処理の実行日) - 広告主のシステムID(大文字)- 01 - 再集計ボタン
- 請求書の発行後、費用の変更(手動成果追加など)が生じた場合は、再集計ボタンから変更を適用した請求書が発行できます。請求番号は末尾の枝番をカウントアップします。
請求書をZIPダウンロード
請求日などで絞り込み、一括出力する場合は「ZIPダウンロード」が便利です。一覧に表示されているレコードの請求書をまとめて出力します。
入金履歴
入金履歴では、各広告主からの入金の消し込みとステータス管理を行います。
- 請求情報が計上された後、広告主宛てに請求書を送付。入金編集、および一覧より、ステータスを「未処理」から「請求書送付」に変更
- 入金確認後、ステータスを「請求書送付」から「入金済み」に変更
- 入金情報のスタータスについて
- 「請求書送付」は管理上のステータスですが、「入金済み」ステータスは、月次残高(売掛レポート)の入金額と残高に反映されます。必ずステータス変更をしてください。
- 一覧から「選択リストを入金済みに変更」にした場合は、変更日が「入金日」になります。任意の日付にする場合は「編集」、およびCSVインポートで行ってください。
項目 | 表示情報 / 算出根拠 |
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摘要 | 入金情報の摘要 |
入金額 | 入金額 |
支払期日 | システム設定、および、広告主に設定された「支払期日」 |
ステータス | 入金処理のステータス。初期値:未処理。入金情報の編集によるステータス。 |
一度ステータスを「入金済み」に変更し、再度「未処理」に戻した場合は支払期日を再設定します。
その他請求一覧
その他請求
別途、手数料などの請求がある場合は「その他請求追加」から登録します。
消費税率の入力はシステム設定の税率がデフォルトの入力値になります。税率変更や調整が必要な場合のみ変更してください。
ティア請求
ティア請求(アフィリエイター紹介機能)に関しても、集計実行日の確定分が計上されます。
ティア請求は、以下の条件に設定している場合に発生します。
- アフィリエイター紹介機能を利用している場合:システム設定 | 紹介設定
- ティア報酬の請求設定を広告主負担にしている場合:システム設定 | 請求設定