
アフィリコード・システム Ver.3.8をリリース
Ver.3.8の主なリリース内容
Ver.3.8の主なリリース内容は以下になります
- アフィリエイトリンクのQRコード機能
- ダイレクトリンク機能
- Webhookの実装
- Facebook広告コンバージョン連携の機能拡張
その他、アフィリエイターの運用サポート機能、管理者(ASP運営者)の業務効率化、セキュリティ強化機能など各種実装。
それに伴い、管理画面のデザイン調整、システム調整を行っています。
1. アフィリエイトリンクのQRコード機能
対象プラン:全プラン
アフィリエイトリンクについて
アフィリエイト市場が拡大する中、リアル店舗とWebサービスの融合として「リアルアフィリエイト」が再注目されていることを背景に、アフィリエイトリンクのQRコード機能を実装しました。
リアルアフィリエイトとは、実店舗にて、店頭スタッフが来店した顧客にサービスの説明などを行い、アプリインストールや会員登録・購入などの成果に対して店舗に報酬が支払われる成果報酬型広告。
従来より携帯電話ショップ、美容系サロンなどでの活用事例がありますが、他業種への広がりを見せています。
- リアルアフィリエイトで、ターゲット層や新規ユーザーへ直接アプローチ

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
2. ダイレクトリンク機能
対象プラン:全プラン
広告素材の登録、トラッキングタグ設置手順
広告から広告主サイトへ遷移する際、ASP側のURL(アフィリコード・システム)を経由せず、直接、広告主サイトに着地するダイレクトリンク機能を実装。
着地点タグからサーバー間通信によりコンバージョンに必要な情報を取得し、成果計測します。
※タグ設置型トラッキングで利用可能。従来の計測タグと選択可。システム連携型トラッキングには対応していません。
- 広告遷移時URLパラメータが付与されないため、SNSへのタグ設置時などに有用
- 被リンクのSEO効果
3. Webhookの実装
対象プラン:ビジネス、プロ
Webhook機能
アフィリコード・システム側で設定したイベント発生時、外部システムに情報を通知できます。
- アフィリコード・システム側から能動的に通知できるので、成果情報などがリアルタイムに連携可能に
4. Facebook広告コンバージョン連携の機能拡張
対象プラン:スタンダード、ビジネス、プロ
Facebook広告CV連携の設定方法(概要編)
管理者(ASP運営者)、広告主、アフィリエイターという3つレイヤーが存在するアフィリエイト運用。ピクセル管理者が「どのレイヤーか」により運用ページ(記事LP、広告主ページなど)が異なるため、各々イベントが発生するURLにおいてコンバージョンの最適化が行えるよう、連携設定・通知情報を調整しました。
- 実運用沿ったFacebook「コンバージョンAPI」の活用が可能に
その他 機能追加・調整内容
以下の機能追加・調整は全プランが対象です。
- アフィリエイターへの日別集計データの通知
成果報酬レポート(日別)メールの利用方法
アフィリエイター(通知希望者)に、成果発生日の翌日、成果レポートをメール通知する機能を実装。月ごとの累計成果も通知できます。 - アフィリエイター画面:成果情報の表示項目制御
成果管理 | アフィリエイターの成果表示・通知制御
アフィリエイター画面の成果情報において、Aアフィリエイターには発生成果数・成果額のみ、Bアフィリエイターにはトラッキングパラメータ情報も表示する、といった表示制御が可能に。
また、フロントからのアフィリエイター登録にて、グループを指定できるように調整しました。 - 管理者:CSVインポート機能の拡張
成果管理 | 成果情報の操作、CSVインポートによるメディア登録
成果情報のCSVインポート機能は、従来、成果ステータスの変更のみ可能でしたが、手動成果の一括取り込みができるようになりました。また、メディア情報のインポートも可能に。管理者の業務効率化が図れます。 - 広告主・アフィリエイター:ログインIP制限機能
広告掲載手順 | 広告主の登録、CSVインポートによるアフィリエイター登録 | その他
広告主・アフィリエイターのログインにおいてIP制限機能を設けました。不正ログインを防ぎ、セキュリティ強化できます。 - チェックログ削除機能の調整
ログ管理 | ログの保持期間
チェックログは従来よりシステム設定で設定した保持期間を経過すると削除されていました。本調整により、定期購入時などチェックログを再利用している場合は、システム設定に依存せず360日間保持されるようになりました。それ以外は設定期間経過後に削除されます。
バージョンアップに伴う留意点
本バージョンアップによって以下の仕様変更を行っています。製品をご利用のお客さまは、ご注意ください。
- 広告素材情報における広告遷移種別の選択追加について
ダイレクトリンク機能の実装により、広告素材情報において「広告遷移種別」の選択が追加されました。運用に応じて選択してください。 - トラッキングタグ、Cookie発行ファイルの仕様変更
ダイレクトリンク機能の実装により、トラッキングタグ、Cookie発行ファイルの仕様を変更しました。
「直接リンク方式」での遷移を選択される場合、トラッキングタグ、Cookie発行ファイルを新たに取得してください。従来の「システム経由方式」の場合は、引き続き旧タグもご利用いただけます。
また、広告遷移種別に関わらず、トラッキングタグの設置ページは、https(SSL通信)のみ許可 なりました。 - 成果情報のCSVフォーマットを変更
ダウンロード用、インポート用と用途に応じたCSVフォーマットに分別。
ダウンロード用CSVにおいて、アフィリエイターIDなど各情報のシステムIDが追加されています。CSVデータを二次利用されている場合はフォーマットをご確認ください。
※管理者、スタッフ、代理店、広告主権限が対象。アフィリエイター権限は変更なし。 - 掲載レポートの初期表示の変更
掲載レポートの初期表示について、全期間から当月期間の表示に変更。 - API:レスポンス値の項目追加
本リリースに伴い、下記情報に新規項目が追加されたため、APIのレスポンス値を変更しています。
広告主情報、メディア情報、広告情報、広告素材情報、システム情報、アフィリエイター情報 - チェックログ削除機能の調整
既存データにおけるステータスの設定値が、「有効」から「有効(成果発生なし)」に表示変更。
チェックログを再利用して成果計上している場合は、アップデート後に生成されたデータから360日間保持されます。

